占いを受けるタイミングは、いつ?
占いを受けるタイミングは「自分が受けたいと思ったとき」が一番です。
ベストタイミングだろうが、バットタイミングであろうが、「今、やりたい!」と思ったときが一番の旬です。占いに限らず、世の中の全ての物事において、思い立ったときが、一番のタイミングだと思っていますので、「受けたい!」と思ったら、迷わずお申込みをおススメします。
しかし、占い師としてたくさんのお客様を鑑定してきた中で、「今は、占いを受けるタイミングじゃないよね」という時期も存在します。
せっかく、占い鑑定のために、時間やお金を使ったのに、
- 占い師の言葉を冷静に聞くことができない
- 「大丈夫」と言ってほしいだけなので、結果は関係ない
- 占い師に言われた言葉を丸ごと鵜呑みして、占い依存になってしまう
という状態では、本当にもったいない!と思います。占いの現場では、そういうお客様も一定数いらっしゃるのが現状です。そうなってしまうと、自分の欲しい答えを求めて、占いジプシーになる方もいますし、全く必要なない事柄まで、占いで決めようとしてしまう方もいらっしゃいます。それは、占い師として本当に残念でなりません。
同じ時間と金額を使って、占いを受けていただくなら、占い結果を最大限に生かせるタイミングで鑑定を受けてほしい!というのが、いち占い師の個人的な見解です。
そう思う方に、占い師としておススメするタイミングを3つご紹介します!
タイミング1 今後の方向性を決めたい時
一番最初におススメするのは、「今後の方向性を決めたい時」です。
転職を考えていたり、独立を考えていたり。お仕事の方向性をどうしたらいいのか、の判断基準として使っていただく方は、数多くいらっしゃいます。また、ご自身でビジネスをしている方や経営者の方は、人に相談できない、という場合も多く、占い師に相談する方も多いのです。
こんな時にお客様は占い鑑定に来ます!
- 転職を考えているけど、まだ自分でどの分野か決めかねている時
- 転職のベストなタイミングを知りたい時
- 自分の才能や資質を知り、仕事の可能性を探りたい時
- 今の仕事を続けて行っていいのかどうか、迷っている時
- 起業しようと考えている時
- 今後の事業展開を、どのようにするか決断したい時
- 新しいサービスを始めるタイミングを決めたい時
- 今の事業を拡大するために、どのように動いたらいいか知りたい時
ここでひとつ、大切なことがあります。
方向性を決めるタイミングで占いを受ける時に忘れてはならないのは、自分の意思をハッキリ持っている、ということです。
今後の展開や進路について悩んでいる時ではありますが、「今後こうしていきたい」「この先、こうしようと思っているんだけど」と、ご自分の意思があり、占いの結果の通りにするのではなく、自分で考える気持ちがあるかどうか、が大切です。
なぜなら、占いはあくまでも、ご自身で決断するための判断材料に過ぎないからです。
占いの結果を聞いた後で、占いの結果通りに動こうとする方が時々いらっしゃいますが、それは私がおススメしない占いの使い方です。
占いは、あくまでもその方が持っている資質や特性、運気の流れといった、人生においては補助的なものであり、最終的な選択や決断は、お客様自身がしていただかなくてはならないものです。もう一度繰り返しますが、占いは自分で決めるための判断材料に過ぎないからです。
だからこそ、今後の方向性を決めるために占いを受けていただく場合でも、「最後は自分の意思で決める」ということが必要になって来るのです。それが、占い依存を生まないコツでもあります。
タイミング2 悩みも迷いも何もない時
そう思う方は、多いかもしれませんが、実は「何もない時」は、占いを受けるタイミングとしてはとてもおススメです。特に初めて占いを受ける方には、是非このタイミングで鑑定を受けることをおススメします。
占いを受けない方がいいタイミングでもお伝えしましたが、占いの結果を冷静に、客観的に聞くためには、悩みや迷いなど全くない、フラットな状態の方が頭に入りやすいのです。
占い結果を冷静に・客観的に聞いた方がいいのはなぜ?
- 占い結果を、冷静に受け止められる
- 客観的にその結果の分析ができる
- 今後の自分の人生に、活かせるのか、活かせないのかの判断ができる
- 結果のどこを意識して、どこを捨てればいいのか考えられる
- イヤな結果だとしても、その後どう考えたらいいのか冷静になれる
- いい結果だけを鵜呑みにしないことができる
- 鑑定した占い師が、自分に合うのか合わないのか判断できる
感情はコントロールできる、自分で選択できる、と心理学でもよく聞く言葉ですが、そうはうまくいかないのが人間です。 自分が思う以上に感情的になりやすく、冷静に客観的に事柄を理解するのは、なかなか難しい。
特に、自分が悩んでいる、迷っているときにはその傾向が強く、自分の気持ちと反対のことを言われたり、厳しいことを指摘されたら、冷静でいられないのが人間です。
イベントで、タロット占いをしていたお客様が、そう大声を出して急に怒り出した場面に遭遇したことがあります。その時鑑定していた占い師仲間によると「彼の気持ちを知りたい」、と言われて出た結果をお伝えしたら、突然、大声を出されたそうです。
後日、そのお客様は、改めて同じタロット占い師のところに来て、こういったそうです。
恋愛の悩みは、人を特に感情的にするものなのかも知れません。私は、基本的に恋愛相談はお断りしているため、そういった感情的なお客様に遭遇したことはありませんが、悩んだり迷っているときに、感情的になりそうなら、占い鑑定はおススメしません。
感情的にならず、冷静に結果を受け止め、客観的に判断ができる「何もない時」に占いを受けることをおススメします。
タイミング3 年に・半年に・3か月に1度、定期的に
実はこれが一番おススメの占いの受け時です。私のお客様は、このタイミングで来てくださる方が一番多いのですが、それは私がこのタイミングをおススメしているからでもあります。
年に一度、半年に一度、3か月に一度、など、定期的に占いを受けるようにスケジュールを組むと、悩んでいる時や、迷っている時ではなく、計画的に年間のスケジュールの一環として、占いを受けられます。
そうすると、何がいいのか。タイミング2でお伝えした通り、冷静に、客観的に占いを受けることができるのです。自分の状況を、1年、半年、3か月ごとに振り返りながら、その先の1年、半年、3か月の運気を確認した上で、スケジュールを組み立てられるのが、定期的に占いを受けるメリットです。
占いを定期的に受けると何がいいの?
- 決められた期間の運気の流れを、計画性を持って確認できる
- 運気の流れを知った上で、戦略的にスケジュールを立てられる
- 動いた方がよい時、考えた方がよい時を知り、行動につなげられる
- その期間での注意点やポイントを細かく確認できる
- 直前の1年・半年・3か月の反省をふまえ、次の期間の対策を立てられる
- 悩んだり迷っている時ではないため、冷静に占い結果を聞くことができる
- 客観的に自分のバイオリズムを知り、生活に生かすことができる
- 現状を分かっている占い師さんなので、相談がしやすい
占いこそ、定期的に計画的に受けるのをおススメします。定期的に占いを受けることで、先天的な資質と後天的な経験をより深く理解することができます。また、運勢のバイオリズムに合わせて、さらに効果的に自分の未来を自分で選択し、行動していくことができます。
経営者や個人でお仕事をされている方に、お抱えの占い師さんがいたり、定期的に占いを受けているのは、そのメリットを知っているから。
一番おススメの占いの受け時。半年、3か月ごとの短いスパンではなくても、1年に一度、年末年始やご自身のお誕生日に占いを受けて、ご自分のバイオリズムを確認すると、自分の自分でコントロールする意識が高まりますよ!
占いは、計画的に
以上、占い師が教える、占いを受けるおススメのタイミングでした。
占いを全く信用していなかった私が、占い師になったのは、占いを使う」という視点を持ったからです。占いに出会ってから、定期的に今後の3か月の運気を細かく確認するようにしています。
それは、占いの結果通りに動くためではなく、自分のバイオリズムを知った上で、自分の行動の判断基準にするためです。
動かない方がいい時でも、動きたいなら、私は動きます。気持ちが乗っている時が旬なのは、私の基本精神だからです。ただ、もしその時期に注意事項があるなら、その注意点を守った上で動く。そのための占い鑑定だと思っています。
是非、占いは計画的に。自分の人生を、自分でコントロールしてください。